モバイル市場　宮崎店

イヤホンジャックに挿すことで、スマホをボールペンとして使える「JACKPEN」（約7ドル）なるアイデア商品がイギリスで登場しました。芯はごく短いものですが、メモを取りたい時に限って筆記用具が手元になかったりするので、意外と便利なのかもしれません

このようなイヤホンジャックを利用したスマホグッズは、目下増殖中。

たとえば、「myLED」（2980円）は、光による着信やアラームなどのお知らせ機能がわかりにくいiPhoneに、LED通知機能を付け加えるアクセサリ。アプリ上で“電話”“メール”“時計”“バッテリー残量”“SNSの更新”など、カテゴリごとに“カラー”“明るさ”“点灯パターン”を設定することができます。

続いて、液晶画面に触れずにスマホカメラで撮影ができるリモコンシャッター。Libraの「AB Shutter」（実勢価格2000円前後）はイヤホンジャックにレシーバーを挿し込むことで、最長10メートル離れた場所からでもiPhoneのシャッターを切ることができるアクセサリ。これがあれば、iPhoneを三脚に固定して手ブレのない写真が撮れるほか、みんなで集合写真を撮ることも簡単に。さらに別途、録音ボタンを備えているため、遠隔操作で「ボイスメモ」アプリの録音開始／停止の操作を行うこともできます。

そして撮影に必要なアイテムといえば、フラッシュです。日本トラストテクノロジーの「ピタっとライト」（2980円）は、スマホ内蔵の光量不足を補う32灯のLEDフラッシュライト。前述のリモコンと同時に利用できないのが悩ましいところですね。

リモコンといえば、さらに踏み込んでiPhoneを赤外線リモコンに変身させる上海問屋の「ユニバーサル学習リモコン DN-84432」（2999円）はいかがでしょうか。テレビやDVDプレイヤー、ステレオ、エアコンなど赤外線リモコンであれば対応可。アプリ上で学習させれば、iPhone1台であらゆる家電を操作することも不可能ではありません。

ほかにも、ウェアラブル活動量計のひとつ「UP by Jawbone」は本体をイヤホンジャックに挿し込むことで、活動ログをスマホ側に転送できますし、スマホがクレジットカードの携帯レジスターになる「コイニー」「楽天スマートペイ」「PayPal Here」などのサービスも、イヤホンジャックに挿し込むかたちのカードリーダーを用意しています（iOSとAndroid両対応）。さらに、スマホのイヤホンジャックに挿し込むことで放射線検出警報器、いわゆるガイガーカウンターになる「超高感度ポケガ Type4」（6450円）といったアイテムまで。

こうして振り返ると、スマホの機能不足をなんとか補わんとするイヤホンジャックアクセサリ。ここに何が挿せるか、今後も楽しみですね。