モバイル市場　宮崎店

文章は紙に書くものでなく、キーボードで打ち込むのがあたりまえになった昨今。それでも会議や打ち合わせでメモを取るときやアイデアを書き留めるときは、手書きという人は多いと思います。しかし、議事録の作成やアイデアを企画書に落とし込むときは、テキストデータに打ち直さなくてはいけません。そんな面倒な作業を軽減できるアイテムを紹介します。

コクヨS＆Tから発売されたデジタルノート『CamiApp S ノートブックタイプ』は、専用ノートカバーに内蔵されたセンサーが専用ペンの動きを認識し、手書きした内容をデータ化。

クラウドサービスへのアップは、専用アプリ『CamiApp』で行います。専用ノートの所定の場所にチェックを入れるだけで、Evernote、Dropbox、Yahoo!ボックス、SugarSyncなどのクラウドサービスにアップすることが可能、書面を手軽にデータ化して保存できるのは嬉しいポイントです。

『CamiApp S』が特に便利なポイントは、手書きした書面をPDFやjpegで画像データとして保存するだけでなく、専用アプリを通してテキストデータ化できる機能。この機能があれば、手書きの議事録やメモをテキストデータとして使えるので、後々の加筆や整理もラクになります。

気になる文字の認識率は、メーカーいわく、「個人差はあるが、80％程度」とのこと。実際に使ってみたところ、普通にとったメモなら、十分実用に耐えるという印象を受けました。ちなみに、テキスト化した文字はキーワード検索ができるので、確認したいメモを保存したファイルがどれかか忘れた場合にも、役に立ちそうです。

製品ラインナップには、ノートブックタイプ以外にメモパッドタイプが用意されています。ノートブックタイプはA4サイズ（A5見開き）で約730gと重さがあるので、会社など決まった場所で使う人に。A5サイズのメモパッドタイプは約460gと比較的軽く、薄いので持ち歩くことの多い人にオススメです。

デジタルとアナログが融合した便利な文房具。タブレット・スマートフォンを使いこなしつつ、手書きの機会も多いという人は、より効率的に情報の整理が出来るアイテムです。